結晶誘発性関節炎
関節内に尿酸やピロリン酸カルシウムなどの結晶が沈着して炎症を起こす病気です。
代表的なもので痛風や偽痛風があります。
痛風
痛風の原因の多くは「プリン体の摂取」よりも「尿酸の排泄低下」が大きな要因と言われています。排泄を悪くする主な原因が「インスリン」と「乳酸」です。
インスリンは「内臓脂肪」がたくさんあると出やすくなり、乳酸は「アルコール」をたくさん分解するときにできる物質です。
すなわち痛風を防ぐカギは「太り過ぎ」や「飲み過ぎ」を改善することです。
- オールワンの法則&アルパ飲み:まず尿酸値に影響しないお酒の適量の1杯1本を知る
1杯目をゆっくり30分かけて飲むことでアルコールパフォーマンスを高めます
- 3%ダイエット:1日300キロカロリーを減らすことを2カ月続けると3%ダイエット可能に
そのため毎日100キロカロリーシートから3項目選んで実践する
- 1日1杯牛乳生活:牛乳に含まれるカゼインというアミノ酸が、胃腸で分解されてできるアラニンという物質が尿酸の排泄を助けます。牛乳を1日1杯飲む習慣のある人はない人に比べて痛風発症リスクが43%低いです
偽痛風 CPPD結晶沈着症
- ピロリン酸カルシウム二水化物(CPPD)が原因となり痛風に類似した急性関節炎を起こす
- 高齢者に多く、半数は膝に発症します。数時間~1日の間にピークに達し、数日~2週で軽快します。
- 患部の炎症に伴う発熱、同部位の関節腫脹・発赤・運動時痛などがあります
- CPPDのコントロールは不可能で、対症療法を行う
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担当:森・藤本