令和6年8月28日(水)『肩関節』について勉強会をしました|明石市で整形外科なら阪田整形外科リハビリクリニックにご相談ください。

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令和6年8月28日(水)『肩関節』について勉強会をしました

ワンポイント

2024.09.11

広義の肩関節は、それぞれ隣り合う胸骨・鎖骨・肩甲骨・上腕骨・肋骨の5個の骨同士が形成している小関節の総称である。

上腕骨と肩甲骨で構成される肩甲上腕関節は、股関節と同じ【球関節】に分類され、関節窩と呼ばれる。

受け皿が骨頭に対して小さい  分かりやすい物で例えると・・・

ゴルフのティーとボールの様で安定性が悪い
(受け皿が小さいことで様々な方向に動かすことが出来る)

安定性が悪いため骨以外で安定させる組織が必要で、様々な軟部組織(靭帯・筋肉など)に依存している。

肩関節には滑液包という袋があり、動きを滑らかにし肩の角度に合わせて形を変えながら摩擦などを和らげる役割をしてくれている。

滑液包が硬くなり、スムーズに動かず挟まれてしまうことをインピンジメントといい、インピンジメントが生じることで痛みが生じる。
 

~肩関節の4つの主要な筋肉~

・棘上筋
腕を外転(横に広げる)する動作を助ける筋肉。
棘上筋の損傷や炎症は、肩関節の可動域制限や痛みを引き起こすことがある。

・棘下筋
腕を外旋(外側に回す)する動作を助ける。棘下筋の損傷や炎症は、肩の外旋動作に制限をもたらすことがある。

・小円筋
腕を外旋(外側に回す)する動作を助ける。小円筋の損傷や炎症は、肩の外旋動作に痛みを伴うことがある。

・肩甲下筋
腕を内旋(内側に回す)する動作を助ける。肩甲下筋の損傷や炎症は、肩の内旋動作の制限をもたらすことがある。

気になることがありましたらお気軽にスタッフまで。

野間・山田