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2023.12.01
今年の冬は暖冬といわれていますが、冬といえば暖かいコタツに入って、美味しい『みかん』を食べながら、家族団らんの楽しいひと時を過ごしている光景が浮かんできます。みんなが大好き『みかん』について、リハビリ助手がいろいろと調べてみました!
みかんの歴史は古く『古事記』や『日本書紀』にも“橘(たちばな)”として登場しています。 不老⻑寿の果物として中国から持ち帰ったと記されているそうです。
みかんは栄養満点!!
●『みかん』の栄養素をほんの一部ご紹介●
ビタミン C:強い抗酸化性作用が期待でき、肌荒れや風邪予防に効果があると言われています。
クエン酸:疲労回復や胃液の分泌を促進し、ミネラルの吸収を高めます。
ペクチン:果肉の袋に多く含まれており、糖分の吸収を抑制する働きがあるため、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。
ヘスペジリン:果肉の袋や白い筋に含まれており、高血圧や動脈硬化を予防する効果があると言われています。
βクリプトチサンキン(みかんの色素成分) :血液中の濃度が高い人は生活習慣病のリスクを下げ、ガン予防の可能性が期待されています。また糖尿病や骨粗鬆症、動脈硬化になる危険性を下げるという報告もあります。
●美味しい『みかん』の見分け方●
太陽の光をいっぱい浴びた『みかん』は色が濃くて基本的に甘いといわれています。品種によっては元々丸いものもあるので一概にはいえませんが、扁平なものが甘いと言われています。
まだ実が小さいうちに糖の量が決まるので、小さい方が糖の濃度が濃くて甘いようです。 皮のブツブツは油胞という精油が入っていて、きめ細かく密度の高いものが甘いといわれています。ずっしりしているものは中身が詰まって美味しい傾向にあります。
●『みかん』の保存方法●
冷蔵保存:⻑期の冷蔵保存は少し酸味が増してしまう可能性があり、あまり向いていません。でも冷蔵保存が必要な時は、新聞紙で包むかポリ袋に入れるなどして乾燥を防ぎましょう。
冷凍保存:皮つきで保存する場合は軽く水洗いして、水気を拭き取ってから冷凍します。(ラップを敷いたトレーの上に並べるのがおススメです。)凍ったら、一度冷たい水にくぐらせて再度冷凍します。薄い氷の膜ができて、乾燥防止になります。その後は袋に入れて保存しましょう。
栄養満点で甘くて美味しいみかんを
手がみかん色になるまで堪能して、冬を乗り越えましょう!