ワンポイント
2023.10.11
整形外科医が知っておくべき 5大がんの特徴
はじめに:
日本人の死因第1位はがんであり、がんによる死亡者数は現在も右肩上がりで増加しています。なかでも罹患者数や死亡者数が多い、肺がん・大腸がん・乳がん・胃がん・肝がんの5つを『5大がん』という。日本人の2人に1人が生涯においてがんに罹患する事になる。さらに出産数より新規がん罹患者数が上回っている一方でがん医療の進歩により、生存率が右肩上がり、これはがんに罹患しても長く生きられる時代になっていることを意味しています。
つぎに:
がんとロコモティブシンドローム(がんロコモ)とはがん自体・治療によって骨・関節・筋肉・神経などの運動器障害が起きて移動機能が低下した状態のことで進行すると日常生活が不自由になり、介護が必要になるリスクが高まることです。
●がん患者に起こる運動器の問題には大きく3つ要因がある●
整形外科としては
骨・関節系などの骨格系、それを取り囲む筋肉や神経系からなる『運動器』の機能的改善を重要視して治療する科です。診察とレントゲン・理学療法士の訓練・看護師の体操指導などを行っています。
いつでもお気軽に質問などスタッフにお聞きくださいね。
担当:水島・川真田