運動器エコーの勉強会に参加しました。

令和4年9月7日19時30分頃から20時過ぎ頃までコニカミノルタジャパン超音波事業部の佐々木様より超音波エコーでの足関節周囲の診方についてご指導していただきました。

足関節の中でも診る頻度の高い前距腓靭帯（ATFL）から始まり、前下脛腓靭帯（AITFL）,脛骨動静脈、脛骨神経、長母趾屈筋（FHL）、足底筋膜までプローブの当て方・動かし方、どのように描出すると観察しやすいかを教えていただきました。その後各々PTが気になっていた後脛骨筋の描出方法や腓骨神経の走行の追いかけ方も教えていただきました。

実際にリハビリ中にエコーでATFL等を診ることはありますが少し角度が違うと上手く描出できないため、今回描出しやすく再現性の高い方法を教えていただいた為、この経験をこれからのリハビリや自身の更なるエコー技術の発展に活かしていきたい所存でございます。

今回までで合計5回に渡りコニカミノルタジャパンの佐々木様と石木様を当院に招き運動器エコーの勉強会を開催していただきました。各関節周囲のエコーで良く診る筋肉や靭帯から昨今のオンラインセミナー等でよく注目される神経まで様々な描出方法を教えていただきました。当院の診療時間後ということもあり遅い時間での開催でありながら丁寧にご指導していただいた佐々木様と石木様にこの場をお借りしてお礼申し上げます。

理学療法士　西村 聡史