院外研修会
2022.07.26
令和4年7月9日 エコー研修会に参加して
令和4年7月9日、オンラインでのエコーの勉強会に参加しました。勉強会の形式は、前半の1時間が3つの症例検討会で、後半は、エコーを用いたハイドロリリースの講演とシンポジウムという内容でした。
前半の症例検討会の中で、興味深かったのは、投球動作による神経障害を併発した胸郭出口症候群の症例でした。エコーを用いて、評価として橈骨神経の描出や、治療として肩関節後方へのアプローチ時に用いていました。感じたのは、評価や治療のツールとしてエコーをすぐ使っているという点です。私は、時間の都合上、治療中のエコーでの評価は後回しにしていることがほとんどですが、発表されている先生は、積極的に早く使っておられます。そこには解剖学的な知識量が背景にあると思いました。
講演はハイドロリリースの実態や、ハイドロリリースを使う上での医師、理学療法士、アスレティックトレーナーとの連携の重要性をお話しされていました。
エコーを積極的に使っておられる方の、知識量のすごさに感心し、少しでも追いつきたいという気持ちになりました。
理学療法士 森岡 康