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2022.02.01
暦の上では「立春」を迎えますがまだまだ寒い日が続きます。万病のもとともいわれる「冷え」。
からだを冷やさないようにしなければなりませんね。からだを温める食材といえば“しょうが”が代表的ではないでしょうか。しょうがは体を温める以外にも健康効果のある食材です。インドでは紀元前から薬として保存食に、中国でも食用・漢方薬にヨーロッパでも生薬として利用されていました。
しょうがの主な成分
しょうがといえば辛みが特徴です。
この辛み成分は主に“ジンゲロール”“ショウガオール”“ジンゲロン”という3つにわかれ、それぞれ役割が違い、効能がかわってきます。
効能
ジンゲロール ~生のしょうがに多く含まれる~
・血行不良の改善
血管を拡張させる作用があり血行不良による肩こり・頭痛の改善に効果あり
一時的に発汗を促す作用がありむくみ(水分代謝の悪化)対策や体に熱がこもりやすい方にお勧め
・老化防止 免疫作用の向上 殺菌作用
抗酸化作用も高く老化防止に効果的
免疫作用を高める作用もあり殺菌作用により胃腸の調子を整え、風邪や食欲不振にも効果あり
お寿司にガリがそえられているのも生ものによる消化不良、食中毒を防ぐためです。
ショウガオール・ジンゲロン ~乾燥・加熱によりジンゲロールが変化したもの~
・血を巡らせ体を温める
体の芯から温め冷えを解消
内側から温めることにより生理痛や頭痛に効果がある
・強い殺菌作用で風邪のひきはじめにも有効
・ダイエット 美肌効果
体を内側から温めることにより代謝が高まり脂肪を燃焼しやすく、腸のぜん動運動を活性化し便通をよくする効果あり
生姜を使ったおすすめレシピ
ジンジャーシロップ
<材料> しょうが 200g 水 200ml
すりおろし生姜 小さじ1~2
砂糖 200g キビ砂糖・黒糖もおすすめ
<作り方>
生姜の砂糖漬け
<材料>
ジンジャーシロップで使った生姜 適量
グラニュー糖 適量
<作り方>
注意点
食べ過ぎると消化器官に刺激を与えるため腹痛・胸やけ・下痢を起こす場合があり。
稀にですが体質に合わず動悸などの不調をかんじることも
上手に摂って寒い冬を乗り切りましょう!!