院内研修会
2021.12.15
11月24日に「成人以降に発症する肘疾患」のテーマで院内研修会を実施しました。肘疾患の中でも神経に関係する疾患は比較的多く、症状も特異的で、特に知っておくべき疾患と思われました。
肘部管症候群によるしびれは尺側手背から環指、小指にかけてのしびれで、ギオン管症候群では手背のしびれがないこと、前腕のしびれがあれば頸椎疾患を疑うことが重要と思われました。
前骨間神経麻痺は正中神経から分枝した運動神経の絞扼神経障害で、涙的徴候が重要であること、後骨間神経麻痺は橈骨神経から分枝した運藤神経の障害で、下垂手が特徴でありことを学習しました。