院内研修会
2021.09.28
8月25日に「骨粗鬆症と姿勢変化、腰痛、骨折」のテーマで院内研修会を行いました。今回は理学療法士の森岡先生に指導していただきました。
まず骨粗鬆症の基礎を復習し、次に骨粗鬆症にておこりやすい骨折の原因の一つに転倒のリスクが高まること、そして、その転倒が腰椎の後弯変形によりおこることが多いことを知りました。
腰椎の後弯がおこると重心が後方に変位し、股関節や膝関節が屈曲しやすく、下肢への負荷も多くなり、後方への転倒リスクが高まることを学習しました。
この後弯変形を防ぐために、骨盤の前傾、腰椎の前弯方向に誘導、頚部の前方偏移を抑えることが重要で、そのために、多裂筋のストレッチ、体幹筋の筋力強化、姿勢の指導などが必要であることを研修しました。