院外研修会
2021.07.13
研修会への参加
2021年7月9日に「1単位で活かすリハビリエコー第一弾 肘内側」というテーマでWEBセミナーに参加しました。
理学療法士の治療時間は1回20分と決まっています。エコーを利用する事により触診だけでは判断が難しい部分を、エコーを利用し可視化することでより正確な評価、治療を行うことが出来ます。今回は肘内側部に限定した内容でより多くの医者や理学療法士が臨床でエコーを利用する機会を増やすことが目的としたセミナーでした。
まず、講師の先生から肘内側部の解剖学的な説明があり、研究の説明や模型とエコー画像を照らし合わせながら詳細な説明がありました。ここまで詳細な解剖学の説明を聞いたことがなかったため、非常に参考になりましたが、再度自分でも学び直ししないといけないと痛感しました。
セミナーではエコー機器を実際に利用しながら説明してもらえる場面があり、具体的な操作方法とエコーではどのように描出されるのかを丁寧に解説していただきました。
簡単な方法で指先のしびれや痛みを改善する方法も聞くことができ、対象となる患者様にも実践していきたいと思います。
いつもエコーセミナーに参加して講師の先生方が言われることは、まず使ってみること、見えないものが見えてくる、エコーを使うのが当たり前になってくるということです。
よりよい治療技術の手段として、今後も患者様に対して評価・治療に積極的に利用していきたいと思います。
阪田整形外科リハビリクリニック
理学療法士 古賀田 万典