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6・7月のトピックスは看護助手が担当します

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2021.06.01

「パタカラ体操」で口腔機能を高めよう!

「食べる」「話す」は日常生活を送るうえでの基本的な動作です。
外出の機会が減ると人との会話も少なくなり口の周囲の筋肉が衰えてきます。
筋肉が弱ってくると、お口の周りの筋肉や舌の動きが悪くなり、
食べ物を上手にのどの奥まで運べなくなります。
予防の1つに「パタカラ体操」を紹介したいと思います。

唇は食べ物を口の中に取り込んで、こぼさないようにする役割があります。
「パ」の発音は唇を閉める筋肉を鍛え、食べ物を口からこぼさないようにします。

舌が上あごについていないと食べ物を押しつぶしたりゴックンと飲み込んだりすることができません。
「タ」の発音で舌の筋肉をトレーニングしましょう。

舌の奥を動かすので唾液や水分でむせるのを防止します。「カ」は喉の奥に力を入れて、咽を閉めて発音します。
誤嚥せずに食べ物を食道に送るトレーニングになります。

噛み砕いた食べ物を飲み込みやすくまとめます。「ラ」は舌をまるめ、舌先を上の前歯の裏につけて発音します。
舌の筋肉のトレーニングができます。

 

(パ)・(タ)・(カ)・(ラ)・唇や舌を動かしながら
  5回ずつ大きな声で繰り返しましょう。

(パタカラ)と口の周りの筋肉を意識しながら
  5回大きな声ではっきりと言いましょう。

 

【効果として】 

・口呼吸から鼻呼吸になり口臭が改善されます
・滑舌や発音の改善、維持、誤嚥性肺炎の予防
・いびき、歯ぎしり、かみしめなどの改善
・お顔が引きしまりお顔のたるみ防止   
・食事中のむせが減少するなどがあります          
・お食事前のお口の準備体操として行うと効果的です 

 

座りながらできるので、日常の生活に取り入れてみてください。

看護助手 弘田・能勢