5月勉強会のお知らせ|明石市で整形外科なら阪田整形外科リハビリクリニックにご相談ください。

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院内研修会

5月勉強会のお知らせ

院内研修会

2021.05.31

5月26日に「肩関節周囲の骨折、脱臼」のテーマで院内研修会を行いました。今回は①鎖骨骨折②小児の鎖骨骨折③外傷性肩関節脱臼④肩鎖関節脱臼⑤上腕骨近位骨折をとりあげました。

  1. 鎖骨骨折では、骨幹部骨折と鎖骨遠位骨折では変形の仕方が異なり、特に鎖
  2. 骨遠位骨折では変形すると整復が困難で、手術適応となるケースが多いことを学習しました。
  3. 小児の鎖骨骨折では、特に乳児、新生児では見逃しやすく、病歴をよく聞き、
  4. 鎖骨部の腫脹、疼痛をよく見極めることが重要で、骨折部は成人と異なり、骨膜が強靭で短縮変形しにくく、手術適応は少ないことを研修しました。
  5. 外傷性肩関節脱臼では、手指関節脱臼についで頻度の多い脱臼であること、
  6. 上腕骨頭が前方に脱臼が多いこと、脱臼時に関節窩前方や上腕骨骨頭後外側の骨折を伴うことが多い、等を知りました。
  7. 肩鎖関節脱臼では、靭帯の損傷程度、損傷靱帯の種類、脱臼の形態によりタ
  8. イプⅠからタイプⅥに分類され、タイプⅢ以上は手術の適応となりやすいことを学習しました。
  9. 上腕骨近位骨折では、骨頭、大結節、小結節、骨幹部の4つのセグメントに
  10. 分かれることが多く、1パートから4パート骨折に分類され、特に3パート、4パート骨折は手術を要することが多いことを研修しました。