院内研修会
2021.05.31
4月28日に「サルコペニア」のテーマで院内研修会を行いました。今回は理学療法士の松山先生に講義していただきました。
サルコペニアの定義は「筋肉量低下に加えて、筋力低下もしくは身体機能低下を認め、転倒、骨折、身体機能障害および死亡などの転帰不良の増加に関連しうる進行性および全身性に生じる骨格筋疾患である」とされた。
筋肉の合成要因として 適切な運動、適切な栄養、適切な休息、があり、分解要因としては 加齢、底活動、低栄養、疾患、侵襲 がある。従って、サルコペニアの原因としては 加齢、低活動、低栄養、疾患、医原性 がある。
診断方法で簡易な方法では、握力(男性28K未満、女性18K未満)、指輪っかテスト、開眼片足立ちテスト(8秒未満)、5回立ち座りテスト(12秒以上)などがある。