冷え性について|明石市で整形外科なら阪田整形外科リハビリクリニックにご相談ください。

診療時間
09:00~12:00 / 14:00~16:00
/ 17:00~19:00

※水曜日は診療時間が異なります
休診日
土曜午後・木曜・日曜・祝日

山陽電鉄「西新町」駅から徒歩5分

兵庫県明石市西新町1-21-13

TEL078-926-1118

ご予約

お問い合せ

アクセス

問診票

トピックス

冷え性について

トピックス/

2020.12.01

冷え性について

 

12月・1月は看護部が担当します。

段々と寒さも厳しくなり手足の冷えに悩まれている方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は「冷え症」をテーマにお話しします。

 

 

冷え性とは・・・

血液の流れが悪くなり、毛細血管へ温かい血液が流れなくなって

血管が収縮し、手足などが冷えてしまうこと。

気温とは関係なく体が温まらないため、真夏であっても症状が出やすい。

 

主な原因

運 動 不 足 

身体の代謝が低下し、血液の循環が悪くなる。

また、筋肉量が少ないと熱を産生することができなくなる。

食生活の乱れ

栄養バランスの悪い食事によってミネラルやビタミンが不足し

血液の循環が悪くなる。

脂肪の多い食事も血液がドロドロになり血行が悪くなる。

また無理なダイエットは熱量不足や皮下脂肪が減って

体温維持ができにくくなる。

喫  煙

急激に血管を収縮させてしまい、血液の流れを悪くする。

基礎代謝も低下させ、冷えにつながる。

便  秘

腸の働きが行われにくい状態であり、基礎代謝が低下する。

ス ト レ ス 

過度のストレスを溜め込むと末端の血流が悪くなり

血行不良を起こす。

緊張状態が続くと、交感神経が働き自律神経のバランスが崩れる。

自律神経の乱れ

自律神経は体内での体温調整を担っている。

エアコンなどで体温調節機能がうまく働かなくなる。

 

種類

  1. 抹消が冷えるタイプ
    血液がドロドロ、血管が細いなど、血行が悪い
    →腹巻などでお腹を温めて体全体に熱が行きわたるようにする抹消が冷えるタイプ
  2. 下半身が冷えるタイプ
    骨盤の歪みが原因であることが多い
    (姿勢の悪さ、同じ方向をみて就寝する、足を組むなど)
    →正しい姿勢を意識し、半身浴などで代謝をよくするように心がける
  3. 内臓が冷えるタイプ
    自律神経の異常で内臓に血液を集めることができにくい
    →内臓の働きを良くし、血行促進してくれる体を温める食べ物を摂取する

 

改善方法

入浴、半身浴

→38~40℃位のお湯に入浴し、体の芯から温める

→副交感神経が働き、血管が広がり血行が良くなる。リラックス効果もある

適度な運動

→新陳代謝を促進し、血流を良くする

→就寝前のストレッチは血行が良くなり体温も上がり眠りやすくなる

食べ物

→バランスのいい食事を食べる

→無理な食事制限でのダイエットは避ける

体を温める野菜とは・・・ショウガ、ネギ、ニンニク、ゴボウなどの根菜類
(寒い土地で収穫される食べ物に多いと言われている)

その他

→白湯を飲む、指先のマッサージ、腹式呼吸もいいと言われている

 

担当 看護師 宮本・松藤