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2020.10.01
10月、11月はリハビリ助手が担当します。
秋が旬の根菜,葉物野菜の特徴と栄養
収穫の秋、野菜はそれぞれの「旬」に栄養価も高く、夏の疲労を回復してくれます。
人参(にんじん)「旬」10~12月
緑黄色野菜の中でもさらに栄養たっぷり。 β‐カロテン、カリウム、食物繊維が豊富です。
【主な効果】 抗酸化作用、高血圧予防、改善、風邪予防。
油との相性がよく、揚げ物,油炒め、バターソテーがおすすめです。
里芋(さといも)「旬」8~12月
里芋にはガラクタンとムチンという「ぬめり成分」が含まれ、胃腸や肝臓を保護します。
【主な効果】 高血圧の改善、動脈硬化の予防、便秘の解消。
ムチン「ぬめり成分」は熱の影響で分解されやすいので、下茹では短時間にしましょう。
薩摩芋(さつまいも)「旬」9~12月
生のさつまいもを切ったときにでる白い汁(ヤラピン)は腸の働きを促進してくれます。
【主な効果】 抗酸化作用、便秘の改善、高血圧予防。
焼き芋のようにゆっくり60℃くらいで加熱すると甘みが増し、消化、吸収が促進されます。
じゃが芋(じゃがいも)「旬」10~11月/5~6月(新じゃが)
ビタミンC、カリウムの含有量が多く、高血圧予防や利尿効果が期待できます。
【主な効果】 疲労回復、高血圧予防、美肌効果、風邪の予防。
ビタミンCはタンパク質と結びついて、コラーゲンになる性質です。是非、肉や魚とご一緒に!
南瓜(かぼちゃ)「旬」9~11月
β‐カロテンが多く、発がん抑制効果や免疫力アップし、髪や目、皮膚、粘膜の健康維持に効果的。
【主な効果】 むくみ解消、美肌効果、便秘の改善、免疫力アップ。
かぼちゃの皮には、β‐カロテンが多いので皮ごと食べるといいですよ!
蓮根(れんこん)「旬」11~2月
ビタミンCが豊富です。 疲労回復や美肌効果、免疫力アップなどが期待できます。
【主な効果】 胃もたれ、胸やけの軽減、風邪予防、老化防止、疲労回復。
栄養素を効果的に摂るためには、「生」が一番おすすめです。
牛蒡(ごぼう)「旬」11~2月/4~5月(新ごぼう)
食物繊維が豊富で、腸内環境を整え、肌荒れや便秘の解消に効果があります。
【主な効果】 整腸作用、生理不順改善、抗菌、抗真菌作用。
泥つきで2㎝位の太さ、スッと伸びたひげの少ないものを選びましょう。
大根(だいこん)「旬」11~2月
白い根の部分にジアスターゼを多く含み、胃もたれや胸やけに効果的です。
【主な効果】 疲労回復、消化を助ける、血管の粘膜強化。
葉っぱにはビタミンCやE、β‐カロテン、カリウムが豊富なので捨てずに食べきりましょう。
ブロッコリー 「旬」11~3月
豊富なビタミンCを含み、美肌効果や風邪の予防、免疫力アップに有効です。
【主な効果】 抗酸化作用、疲労回復、解毒作用、がん予防、免疫力アップ。
がん予防に有効なスルフォラファンはブロッコリースプラウト(芽)により多く含まれます。
ほうれん草 「旬」11~12月
鉄分、β‐カロテンが豊富。 根の赤い部分はマンガンが多く、骨の形成や健康維持に有効です。
【主な効果】 貧血予防、免疫力アップ、がん予防、視力維持。
ほうれん草の鉄分は吸収されにくい種類ですが、ビタミンCと一緒に摂ると吸収率を高めます。
チンゲン菜 「旬」9~12月
β‐カロテンが多くがん予防や髪・目・皮膚の健康維持や、喉、肺などの呼吸器系の保護に有効。
【主な効果】 風邪予防、疲労回復、肌荒れ改善、イライラの解消。
油で調理すると、ビタミンやミネラルの吸収率がアップするので茹でる時も油を使いましょう。
朝晩冷え込むようになり、体調を崩しやすいので、
栄養豊富な秋野菜を使ったバランスの良い食事で
冬に備えましょう。