R01.10.23 『膝関節』のテーマで院内勉強会をしました|明石市で整形外科なら阪田整形外科リハビリクリニックにご相談ください。

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トピックス&ワンポイント

R01.10.23 『膝関節』のテーマで院内勉強会をしました

ワンポイント

2019.11.01

((  その中から皆様に役立つポイントを紹介します!  ))

膝関節は下肢の中間にあり、骨性の安定性に乏しく、覆っている軟部組織が少ないにもかかわらず、体重を支えたり、走ったり、跳んだりする運動の中心的役割を果たす関節です。
負荷も掛かりやすく、力学的な障害を受けやすいです。

 

<膝の骨構造、膝の屈伸・荷重>

人体で最も大きな関節で、膝の安定性のほとんどは半月・靭帯・筋肉を中心とした軟部組織に頼っています。

膝関節の動きは屈伸が主体です。歩行時にかかる荷重は大腿脛骨関節(FTJ)で体重の2~3倍、膝蓋大腿関節では0.5倍となり、走行や階段昇降でさらに増加します。特にFTJでは階段昇降時には5倍に増加します。

 

<膝周辺の筋肉>

  • 大腿四頭筋(内側広筋・外側広筋・中間広筋) 大腿四頭筋力低下が著明だと、しゃがんだ姿勢から立ち上がれない。
  • ハムストリングス(大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋) 緊張が強いと膝の伸展で伸展筋群に過度の負担が生じる。

大腿四頭筋は…【筋力強化が大切!!強化方法が知りたい方はお声かけ下さい!】  
ハムストリングスは…ストレッチが大切!!ストレッチ方法が知りたい方はお声かけ下さい!

<日常生活活動と膝の屈曲角度>

膝の屈曲は多くの日常生活動作に必要です。

■平地歩行

70°の屈曲が必要

 

 

 

■階段昇降

95°の屈曲が必要

95°以上屈曲できないと、一段ずつの昇降になる

 

■椅子からの立ち上がり

105°の屈曲が必要

105°以上屈曲できないと、イスから立ち上がりにくい

 

■自転車漕ぎ

110°の屈曲が必要

 

 

 

■正座

150~165°の屈曲が必要

 

 

 

小山・河野 

(質問・疑問等あれば、いつでも問い合わせてください)