院内研修会
2019.10.28
10月23日に「膝関節の概論」のテーマで院内研修会を実施しました。
まず、膝の構造では、股関節に比べ、骨性に安定性に乏しく、半月板、靭帯、筋肉を中心とした軟部組織に頼っていることを学習しました。
膝の屈伸では、大腿と脛骨の転がりとすべりが関わっており、膝の屈曲角度は日常生活動作に大きく影響をもたらし、特に100°以上曲がらないと階段昇降や自転車漕ぎができないことを知りました。
膝周囲の筋肉では、①大腿後面のハムストリングスの緊張が強いと、膝蓋骨周囲の疼痛が出やすいこと、②大腿四頭筋の筋力が低下すると、しゃがみこみから立ち上がれないこと、③膝の損傷で疼痛が続けば早期に大腿四頭筋の筋委縮がくること、などを学習しました。