ワンポイント
2019.01.28
1月16日に院内研修会を行いました。
今回は理学療法士の森岡先生から「痛みについて」のテーマで講義を受けました。
痛みには急性痛と慢性痛があり、急性痛は侵害受容性疼痛が多く、慢性痛は急性痛に神経障害性疼痛や心因性疼痛が複雑に絡み合っている状況である。急性痛でも、安静を過度に保つことで、筋力低下や、抑うつ状態が生じ、慢性痛となり難治性になることがある。
このような悪循環を断ち切るために運動療法は重要であるとともに、最近は、「運動することで、下行性疼痛抑制系、内因性オピオイドなどの鎮痛メカニズムを賦活させる」という薬剤に匹敵する効果があることを学習しました。