院外研修会
2018.12.14
平成30年12月2日(日)にプリーゼプラザでRe:A主催による荒川高光先生、工藤慎太郎先生による「Anatomy by US echo」最新の解剖学とエコーでの実際の融合についてのセミナーを受講してきました。
解剖学では、荒川先生による股関節とその周囲の筋肉・靭帯との関係性について膝関節と周囲の筋肉・靭帯・半月板の関係性についての講義があり、各機能の働きなどについてお話がありました。治療や評価を実施する上で構造を理解することの重要性を再度認識し、よりイメージする事の大切さを感じました。
健診では工藤先生からお話があり、股関節では大腿直筋、逢工筋、膝関節では半模様筋腹・腓腹筋の触診を行い各筋肉の触診方法についてお話があり実際にペアになり触診をしました。エコーや治療をする上で各筋肉を正確に触診する事でエコーをスムーズに観察することができ治療や評価の向上に繋がると感じました。
今回は実際に工藤先生によるエコーを使用したデモンストレーションがありました。触診した部分をエコーで確認しながら評価し画像で動きを確認しながらエコーをされました。また筋肉をリリースする事でどういった現象、効果が表れるのかどうかなどエコー画像から確認する事が可能とお話がありました。
エコーは患者様と画像を確認しながら運動やフィードバックする事ができ、その治療効果も確認できるメリットがあります。ただ経験が必要ではありますが患者様に喜ばれる治療になると感じています。
エコーを正確に行う上で触診の大切さを実感しました。曖昧だと正確に観察する事が難しいので今後、触診の技術を磨きエコーも積極的に活用していく事で患者様の治療に繋げていき還元していきたいと感じました。
理学療法士:松山 皓樹