院外研修会
2018.08.16
平成30年7月8日、大阪府吹田市の酒井医療関西支店にて行われた運動器エコーのセミナーに理学療法士の森岡、片岡、松岡の3名が参加してきました。今回のエコーセミナーは、運動器エコー(超音波画像)を実際に使い、臨床現場に活用する方法を学ぶものでした。
講師の先生は、こたけ整形外科クリニックの中山 昇平先生でした。私達同様、理学療法士の方でしたので、目線が同じということもあり、丁寧に、わかりやすく教えて頂きました。
入門編ということで、超音波画像装置を実際に操作し、基本的な画像の見方を把握し、観察から評価につながる方法を教えて頂きました。操作の方法は私も、少しは分かるつもりでしたが、改めて、教えてもらうことによりそのコツがわかったところもありました。
運動器エコーは、臨床現場にも徐々に浸透してきており、治療に有効なデバイスであることは間違いないと思います。ですが正直にいって、時間がかかることから敬遠しがちな評価法であるともいえます。講師の先生も当院のように外来患者様を見ておられる方でしたが、「時間に余裕がないと厳しい。時間制約があり、次々患者の訓練をする外来のスタイルではなかなか…」ということでした。自分の技量を上げ、慣れていくしかないと思いました。
運動器エコーはただ画像を見るというだけでなく、筋肉の厚さを調べたり、筋肉の走行を評価したりといろいろ使うことができます。今後はそのあたりの経験も積んでいけたらと思います。
理学療法士 森岡 康