院外研修会
2018.08.16
平成30年6月19日、介護保険による「短期集中予防サービス」を展開する事業所連携会議が明石市役所で行われ、理学療法士の森岡が参加してきました。
明石市における介護保険による「短期集中予防サービス」は「再見!生活プログラム」といわれ、介護認定を受けるには至らないが、その予備群とされる方に短期間(おおむね3カ月)に集中して運動療法等を行い、利用者の自立を支援するサービスです。当院も平成29年度からこの事業に携わっており、前年度は1名の利用者様を受け入れさせていただきました。
会議の内容として、本事業のアドバイザーである、神戸学院大学の大庭 潤平 准教授による、生活行為向上のマネージメントについての講義がありました。「生活行為」とは「人が生きていく上で営まれる生活全般の行為」であり、単に身の周り動作のことを指すのではありません。講義を聴く中で、改めて利用者様の心身機能や環境などの分析が大事で大変な作業であることを感じました。
講義終了後、実際のマネージメントを行うグループワークがありました。他職種の方も参加されている為、意見をまとめるのに苦労しましたが、コミュニケーションの大事さも感じました。
明石市は、今年度のこの事業の利用者目標を20人以上ということでしたので、当院としても可能な限り、受け入れさせていただこうと思いました。
理学療法士 森岡 康