院外研修会
2018.05.16
UTMFに参加
この度、2018年4月27日~29日に静岡県、山梨県にて開催されたUTMF(ウルトラトレイル マウント フジ)というトレイルランニングの世界大会にコンディショニングスタッフの一員として参加しました。理学療法士では西日本からは唯一の参加です。
そもそもトレイルランニングとはマラソンと登山の両方の魅力を併せ持つ、山岳レースとも呼ばれる競技です。その中でもUTMFとは距離約170㎞、累積標高約8000m、山梨、静岡2県9市町村の協力により開催される日本初の100マイルトレイルレースです。
参加するには指定されたレースを完走し、なおかつ抽選に当選しなければ走れないという厳しいハードルがある日本でも最高峰の大会になります。
ではなぜ私が今回参加しようと思ったのかですが、参加されているランナーは過酷なレースを走りきるために、身体を極限まで追い込んでいる方ばかりです。スタート前やレースの途中での疲れ切っているアスリートの身体を治療する機会は、院内だけでは滅多に経験することが出来ません。さらに、時間に制約があり短時間で治療をしなければなりません。
短時間でも治療効果を感じてもらうために、治療の選択・判断のスピードが大変重要になり、自分の成長に繋がると考え参加しました。院外での活動を行うことで様々な視点から自分を客観的に見ることができ院内だけでは得られない経験をすることで今後、この経験を患者様に還元できるように努力していきます。
院内にも当日の模様を掲示してあるので是非ご覧ください