ワンポイント
2017.12.01
平成29年11月15日、「関節リウマチ」について勉強会を行いました。
免疫の異常によって起こる慢性多発性炎症性関節病変を主病変とする病気で、難治性疾患です。
そして早期発見・早期治療が重要視される。
手(手指や手首)の関節、特に手指の第2(PIP)・第3(MP)関節は、リウマチの症状が起こりやすい。
また足の指の付け根の関節の腫れです。
・関節炎:末梢小関節 肘・膝・足関節にも起こります。朝のこわばりが起床時から1時間くらい出る事があります。
・全身症状:倦怠感 疲労感 発熱があります。
・関節リウマチによる関節の腫れは多くの場合「左右対称性」です。
腫脹が小関節4~10カ所 急性期炎症反応異常があれば、リウマチと診断されます。
早期に診断し進行を抑える為、現在の関節リウマチ治療の第一選択薬として「抗リウマチ薬」があります。
「抗リウマチ薬」はリウマチの原因である免疫の異常に作用し、病気の進行を抑える働きがあります。
※慢性化すると・・・関節リウマチの治療 QOLの向上
・基本療法:日常生活 食事 睡眠
・リハビリテーション療法:運動療法(筋力増強、関節可動域の保持・改善 早期患者―拘縮予防)
・薬物療法:対症療法 免疫療法
・手術療法:人工関節 滑膜切除
※何か気になる事があれば、院長先生や看護師さんに相談して下さい。 松山 井上