10月のトピックスは看護部より・・・
早いもので今年も残り僅かになりました。
皆様がお気にされていると思われるインフルエンザの種類・症状や特徴の違いについて調べました。
A型
インフルエンザA型は最も一般的な種類で、【インフルエンザ】と連想するのはA型です。感染力が強く、
世界的に流行しやすい特徴があり唯一、人だけでなく鳥・豚・馬などにも感染します。
ウイルス内部で多様に変異するので、様々な種類(144種類)があり、
人に感染するのは、その中の一部です。
特徴
時期:12月~1月が最も多い
症状:38℃以上の高熱・全身の関節痛や筋肉痛・悪寒や寒気
解熱にかかる時間:1日程度
風邪との違いは?
風邪の場合は、喉の痛み・咳や鼻水などの症状が出てから発熱・倦怠感がおこるが
インフルエンザA型は、初めに全身症状がおこり、急激に高熱になります。
【免疫機能に異常がある高齢者は熱が上がらない事があり注意が必要です】
B型
インフルエンザB型は人のみ感染する。感染力が強いが、高熱にはなりにくく、
免疫を持った人が多い為、インフルエンザA型ほど流行することはない。
自覚しにくく、体内にウイルスが残留する時間が長い為、
身近な人に感染してしまう可能性が懸念される。
特徴
時期:2月~3月が最も多い
症状:消化器系の症状・微熱や平熱の場合がある
解熱にかかる時間:1日~2日
C型
インフルエンザC型も人のみ感染する。A型・B型が季節性なのと違い、通年生のインフルエンザです。
感染力が弱く、症状に気付きにくく、流行することはほとんどありません。
大人にはほとんど感染せず、免疫力が弱い5歳以下の小児がほとんどです。
免疫はほぼ一生持続する為、2回かかることはほとんどありません。
特徴
時期:通年
症状:風邪症状(鼻風邪のような感じ)
最も効果的な予防法は、予防接種です。
また、手洗い・うがい・マスクの着用などの予防対策をしっかり行い、
十分な睡眠と栄養を取って免疫力を落とさないようにしていきましょう。
☆インフルエンザワクチンを接種することで、重症化を防ぐ効果がある為、
特に妊婦・子供・高齢者などは進んで接種してください。
どんな事でもお気軽に聞いて下さいね