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2017.04.01
今年の開花予想は3月29日といわれています。
桜の花の種類を知って、お花見に出かけてみませんか?
【ソメイヨシノ】
日本で植えられている8割がソメイヨシノといわれています。エドヒガン系とオオシマザクラの雑種が交雑してできた種類であり、葉が出る前に5枚の花びらが咲くことが特徴です。気温の違う地域でも一斉に開花することから、桜前線の基準にもなっています。
【八重桜】
八重桜は一つのサクラの品種ではなく、八重咲きに花を付けるサクラの総称で、非常に多くの種類があります。ソメイヨシノが散るのと同じ時期に開花を始め、開花から散り始めまでの期間が比較的長いのも特徴です。
花はやや大きめで丸くふんわりとした形であり、一輪から非常に豪華に花ビラを重ねるものまで多彩です。
【オオシマザクラ】
伊豆大島など伊豆諸島、房総半島などの自生し、自生地が海沿いであることから、潮風に強く丈夫で、街路樹や公園樹によく用いられています。葉っぱは桜餅、木材は工芸品などにも使われます。ソメイヨシノよりも大きな白い花を咲かせるのが特徴です。
【ヤマザクラ】
ヤマザクラは同じ地域の中でも個体変異が多く、開花時期、花つき、葉と花の開く時期、花の色の濃淡と新芽の色、樹の形など様々な変異があります。サクラの仲間では寿命が長く、ときに樹高30mを超える大木になる。多くの場合、葉芽と花が同時に展開する(開く)ことがソメイヨシノと区別する大きな特徴です。
【しだれ桜】
枝が柳のように垂れ下がって生えている桜の総称です。ソメイヨシノよりも1週間ほど早く、一重の花を枝にたくさんつけます。糸を垂らしたような姿をすることから、イトザクラとも呼ばれています。寿命が長く、樹齢1000年を超える老木も多く見られます。
明石にもいろんなお花見スポットがありますので、
みなさんもぜひたくさんの種類を見つけてみてくださいね。
担当:宮脇、弘田