院内研修会
2017.03.23
3月15日に「肩周辺の外傷」のテーマで勉強会を行いました。
まず、肩の骨、関節の種類と特徴を学習し、外傷の中でも頻度の多い、肩関節脱臼、鎖骨骨折、上腕骨近位骨折をとりあげて研修しました。
肩の脱臼では、特に若年者で小さな骨折や靭帯損傷を伴うことが多く、再脱臼しやすくなることが多いこと、鎖骨骨折では保存的に治療してなおることも多いが、骨癒合まで以外に長い経過を要すること、上腕骨近位骨折では高齢者では骨粗鬆症に伴って発生しやすいこと、小児では骨端線損傷として発生しやすいことを学習しました。