2月のワンポイントアドバイス|明石市で整形外科なら阪田整形外科リハビリクリニックにご相談ください。

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2月のワンポイントアドバイス

ワンポイント

2017.03.10

 

                          (H29.02.08

膝前十字靭帯の役割

 脛骨の前方滑り出し防止

 膝関節過伸展を抑制

 脛骨の内旋を抑制

 内外側側副靭帯と共同して内外反を抑制

image2[1]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

膝前十字靭帯損傷のリハビリのポイント

膝前十字靭帯再建術後のリハビリテ-ションには大切なポイントは3

1、移植した腱の固定性が得られるまでの期間に余計な力学的負荷を与えないようにしながら、膝の機能を回復すること。

2、関節可動域や関節周囲筋力の低下を極力きたさないように保ち続けること。

3、運動能力を落とさないようにすること。

第1期:急性期【手術直後から13週】

膝の可動域と柔軟性の改善・筋力トレ-ニングの制限・体幹トレ-ニング

《アイシング・歩行練習・カ-フレイズ・空気椅子・自転車エルゴメータ-》

   

第2期日常生活への復帰段階【3週~4か月】

下肢の運動性・支持性・バランス能力

《スクワット・踏み台昇降・レッグカ-ル(膝・足を曲げる)・ダブルチュ-ブ・開脚歩行・ジョギング・アジリティワ-ク・両脚ジャンプ・サイドステップ》

                 ↓

第3期:スポ-ツへの復帰段階【4か月~】

両脚ジャンプ・ダッシュ・反復横跳び・ツイスト&タ-ン・シャトルラン・

スポ-ツの特性を考慮した訓練・現場での一部練習復帰

 

予防

☆膝前十字靭帯損傷は非接触損傷が多く、着地動作の指導・バランストレ-ニング・ジャンプトレ-ニング・ハムストリングの筋力強化をすること。

【大腿四頭筋の収縮は、膝関節伸展位で前十字靭帯を伸張させるように働き、ハムストリングの収縮はどの角度においても脛骨を後方へ引き付けるように働く為、前十字靭帯への負担を軽減することが可能の為、強化する事が重要です。】

 

       もっとお聞きになりたい方は、お気軽に理学療法士迄

 

                                                                                                                               看護部 水島・川真田