院内研修会
2016.12.19
12月14日に「膝関節の靭帯損傷」のテーマで院内研修会を行いました。
まず、内側.外側側副靭帯、前.後十字靭帯のそれぞれの構造と役割を学習し、次にそれぞれの靭帯損傷の原因、症状、治療について研修しました。
特に頻度の多いのが内側側副靭帯損傷と前十字靭帯損傷で、その治療方法の違いが大きく異なり、内側の損傷された靭帯は治癒組織が形成されやすく、保存的に治りやすい。
一方、前十字靭帯は損傷すると、断端が退縮し、不安定な膝となりやすく、放置して運動を続けると変形性関節症になりやすく、早期の靭帯再建手術が重要であることを学習しました。