ワンポイント
2016.06.30
平成28年6月15日に「関節リウマチ」に、ついて勉強会をしました。
関節リウマチとは、免疫異常によって起こる病気で、身体機能障害をもたらす難治性疾患である。以前は不治の病で、痛みを和らげる治療しかできなかったが、治療の進歩により最近では早期発見、適切な治療をすれば、関節破壊の進行を、防ぐことが可能になりました。
関節リウマチと変形性関節症の違い
関節リウマチ:手や足の指や手首など小さな関節から症状が始まる事が、多いです。主に、手の第二関節が紡錘状に腫れます。
変形性関節症:関節にかかる負担や関節の使い過ぎによって、痛み変形は、あります。手にでる場合は、主に、第一関節に痛みがあり関節をさわると硬いです。
関節リウマチに似ている指の変形性関節「ヘバーデン結節」「ブシャール結節」があります。
ヘバーデン結節:第一関節が、腫れ指が曲がり痛みも伴います。
ブシャール結節:第二関節が、腫れ変形します。
いずれも曲げ伸ばしの際に痛みが生じ動きの制限はあるが、朝の30分以上のこわばりはないです。
こういう症状はないですか?
① 関節の腫れ痛みが、ある。
② 症状が、左右対称。
③ 朝に関節が、30分以上こわばる。
④ 微熱、食欲不振、倦怠感が、ある。
これらは、関節リウマチを疑う症状なので、なるべく早く診察をしましょう。
気になる事があれば、気軽にご相談下さい。
笠井.秋丸.