院内研修会
2016.04.15
4月13日に院内研修会を実施しました。
テーマは「結晶誘発性関節炎」で、①痛風②偽痛風③石灰性腱炎をとりあげました。
まず、①痛風では原因、病態、予防、治療を学習し、特に、痛風発作中は尿酸値の変動を抑える必要があり、尿酸降下薬の投与は慎重に行う必要があることを研修しました。
②偽痛風は高齢の女性の膝関節に多く発症し、関節内のピロリン酸カルシウムの結晶の証明で診断が確定することを知りました。
③石灰性腱炎は女性に多く、中に高齢者に発症して、多量の関節液の貯留を繰り返し、腱板断裂、関節の不安定性を来す、重篤な例があることを学びました。