院外研修会
2014.12.05
日時:平成26年11月27日(木)18:00~21:00
場所:ホテルキャッスルプラザ
参加者:院長・事務 阪田・看護師 萬谷 理学療法士 森岡 中谷 古賀田
第21回明石市医師会地域医療連携交流会に参加してきました。これは、明石市医師会が中心となり病院、診療所が参加する意見交換の場になっています。当院の理念にも、「かかりつけ医としての役割をはたす。病診連携の実践」があります。病診連携とは、診療所から紹介状を出し大きな病院で精密検査や手術を行い、病院からの逆紹介で病状説明、退院後の通院、リハビリなど病院と診療所が連携し地域の皆様にとってより質の高い医療を提供することが一番の目的です。そのためには、互いにどんな医療を提供しているか知らなければなりません。この交流会はそういった意味でもとても重要な機会になっています。
講演会では、まず当番病院である明石市立市民病院の直近の取り組みの説明がありました。近隣の病院の取り組みを聞くことはあまりなかったので、病診連携を深めていく上でも今後も積極的に参加するべきだと感じました。
次に、特別講演とし日本慢性期医療協会 会長 武久 洋三先生に「2014年 診療報酬改定における医療機能分化~地域包括ケアシステムの動向~」というテーマで講演いただきました。今年4月に改定された診療報酬についての詳しい説明や現在そして将来の日本の医療のあり方について、先生の考えを聞くことが出来ました。現行制度のままでは、これから訪れる超高齢化社会に対応する力が不足していることや、病院、診療所の立場を明確にしていくことが必要だと感じました。リハビリテーションに対する期待や役割が今後ますます重要になってくるという言葉を聞き、病院だけでなく当院も、今後地域のかかりつけ医としての役割を果たしていき、病診連携を強化できるように、他病院との交流を密にしていきたいと思います。
また、交流会と併せて各病院を紹介するポスター展示がありました。当院のことも地域病院の皆様に知ってもらう機会でしたので、病院紹介とリハビリの研究報告をさせて頂きました。研究報告については「詳しくはこちら」
阪田整形外科リハビリクリニック
古賀田 万典