院外研修会
2014.04.07
西神戸関節リウマチ ナ-スセミナ-
1 関節リウマチ治療
~生物学的製剤と手術を中心に~
兵庫県立リハビリテ-ション中央病院
リハビリ科、整形外科 北川 篤先生
2 関節リウマチ治療における看護師の役割
~クリニックの立場から~
一番町リウマチクリニック 看護師長 白石 郷子先生
川真田、水島参加しました。
1 関節リウマチ治療について・・・
早期関節リウマチの診断
・関節リウマチの関節破壊は、発症後早期から進行する。
・関節リウマチの治療は著しく進歩してきたが、治療反応性は早期の患者 様ほど良い。
・関節リウマチの患者様の長期予後を改善するには、早期からの抗リウマチ治療が重要で、
そのためには早期からの適切な診断が不可欠である。
☆できるだけ早期に寛解もしくは低疾患活動性を達成することを治療目標
滑膜炎や骨髄浮腫など早期あるいは超早期の関節炎の画像変化をレントゲンでとらえることは困難で、MRI、超音波(エコ-)を用いれば検出も可能。
2 関節リウマチ治療における看護師の役割について・・・
関節症状のみが注目されることが多いが、患者様ケアの立場からみると、全身の痛みや倦怠感、睡眠障害、QOLの改善が必要です。
関節リウマチと戦うためには、患者様の家族、友人、私達看護師が、協力、サポ-ト、することが大切だと思いました。
当院でも去年10月に超音波(エコ-)導入し、関節リウマチの早期診断に努めております。
臨床的、構造的、機能的寛解を目指し、患者様と共に考え、提案していくことが最も患者様に近い看護師の役割だと思います。